SARD RACING TEAM - 2010
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2010 SUPER GT Schedule Rd.1 SUZUKA GT300km Rd.2 OKAYAMA GT300km RACE Rd.3 FUJI GT 400km RACE Rd.4 SUPER GT International Series MALAYSIA Rd.5 SUPER GT SUGO 300km
Rd.6 Pokka GT SUMMER SPECIAL Rd.7 FUJI GT 300km RACE Rd.8 MOTEGI GT 250km RACE Special Rd. FUJI SPRINT CUP
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 SUPER GT


RACE REPORT

2010 SUPER GT 第2戦「OKAYAMA GT 300km RACE」(4/3-4)
岡山国際サーキット(1周3.703km)

観客動員:予選9,000名、決勝16,000名 合計25,000名

 4月4日(日)、SUPER GT第2戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝が行われ、9番グリッドからスタートしたDENSO DUNLOP SARD SC430は、スタートドライバーのアンドレが途中8位にポジションアップを果たしたが、その後スティント終盤でタイムダウンし順位が10位にまでドロップ。交代した平手もタイヤカスを拾うなど本来のグリップを得られなく思うようにペースを上げられず、最終的に総合10位フィニッシュとなった。ドライバーポイントでは1点を獲得しランキング9位(計7点)、チームポイントでは3点を獲得し8位(計12点)となった。次の第3戦は5月1日(土)・2日(日)に富士スピードウェイで400kmレースとして開催される。


 決意新たに臨んだ開幕戦鈴鹿は、波乱の戦いの中で総合5位フィニッシュを果たしたDENSO DUNLOP SARD SC430。春の訪れとともに桜も見頃を迎えた中、第2戦は岡山国際サーキットが舞台。事前テストでは上位に位置づけされる1分23秒台をマークする速さを見せており、ノックダウン予選が楽しみなところ。DENSO DUNLOP SARD SC430は現在シリーズポイント6点であることから、その×2となる12kgのウェイトハンディを搭載。重量増によるタイムの落ちは50kgで0.6〜7秒程度であることから、0.1〜2秒はノーウェイトの車両よりもタイムが落ち込むことになる。各車ともタイムは拮抗しており僅差で明暗が分かれることが予想されており、この差を順位にすると2つぐらいは変わってしまう事から予断を許さない。良好なシーズン滑り出しとなったDENSO DUNLOP SARD SC430。ドライバーを始めチームメンバーはテストでの手応えを踏まえ、開幕戦に続いて粉骨砕身、表彰台を狙っている。

 3日(土)午前中の公式練習走行は、1時間のセッションが2回。最初の8時20分からの1回目のセッションは晴れ間があるものの風が冷たく、気温7度/路面温度9度とかなり低い。まずは路気温の上昇とコース上の路面の埃が捌けるのを待ち、8時40分頃に新しいデザインのレーシングスーツに身を包んだ平手がコースイン。車高を調整しセットアップの確認走行を実施した。全体的なグリップ感がなく、5周目に1分27秒379のタイム。その後1分26秒668までタイムを詰めた後にアンドレと交代した。アンドレも同様にグリップ不足を訴えており、1分26秒726がベスト。公式練習走行1回目はトータル20周を走行し、平手のマークした1分26秒668の9番手となった。

 公式練習走行2回目のセッションは、気温11度/路面温度22度と上昇したが、まだこの季節としては低い。アンドレから走行し、途中で遅いクルマに引っかかりながらも12周目に1分26秒164をマークした。続いて平手が14周目からドライブ。27秒台の好ペースを維持し走行していたが、ピットアウト後の次の周の20周目最終コーナーにてテールが踏ん張りきれずスピンオフを喫し、セッションを終えた。公式練習走行2回目はトータル20周を走行し、アンドレのマークした1分26秒164の10番手となった。


 3日(土)12時55分からの公式予選1回目となっても気温13度/路面温度20度と低く肌寒い。このセッションでは予選基準タイムクリアと決勝を見据えた確認走行が主なプログラム。まずアンドレからコースインし基準タイムをクリアした後、平手と交代。平手はすぐに予選基準タイムをクリアした後にロングランを行った。このセッションではトータル23周を走行し、平手の1分28秒044がベストとなる12番手となった。

■ノックダウン・セッション1:波乱のセッション1でアンドレが9位タイム
 15時20分からノックダウン予選・GT500クラス10分間のセッション1が、気温13度/路面温度29度のドライコンディションで開始。他車との差は僅かなものでワンミスで大きく順位が変わる緊張の予選。まずはアンドレが先鋒としてコースイン。真っ先にコースインしたアンドレは、セクター自己ベストをマークして3周目に1分24秒628の暫定トップタイムを記録。しかし、この後に1コーナーで24号車がコースオフし赤旗中断の波乱。この時点で3位につけていたDENSO DUNLOP SARD SC430。残り3分間で再開され、他数台にタイムを更新されるも9位タイムで生き残り、セッション2進出を果たした。

■ノックダウン・セッション2:平手が0.4秒差でセッション3進出を惜しくも逃す
 15時55分からノックダウン予選・GT500クラス7分間のセッション2が、気温14度/路面温度26度のドライコンディションで開始。次鋒として登場した平手の気合いは十分。緊張の色は隠せないが落ち着いた様子で進出車両の最後でコースイン。アタックラップに入った平手はセクター1でアンドレのベストを上回るセクタータイム。セクター2では、ほぼ同等のセクタータイムで駆け抜け、期待がかかったセクター3ではウォームアップしていた23号車に進路を阻まれベストアタックにはならずもアンドレのセクター3を上回り、暫定5位タイム。だがその後、他車がタイムアップを果たしバンプアウトされ9位に。7位と0.4秒差でセッション3進出を逃した。進路を阻まれたセクター3でのロスを考えれば惜しまれる結果となった。


■フリー走行
 4日(日)決勝前、朝のフリー走行開始時点は、気温11度/路面温度15度の快晴で肌寒さは和らいだ。9時からスタートドライバーのアンドレがコースイン。今回は82周と周回数が多いため決勝のシミュレーションを念入りにするプログラムを組んだ。まずはアンドレが周回数の多いタイヤで7周ほど走行。6周目に1分27秒532をマークして平手と交代。平手はフロントのボトミングのため車高を調整し、その後終了時間まで走行した。フリー走行はトータル23周を走行。アンドレのマークした1分27秒532の13番手タイムとなった。サーキットサファリの時間帯ではピットワークトレーニングを連続して行い、14時スタートの決勝へ向け準備を整えた。

■決勝スタート
 4日(日)14時のスタート時には春を感じさせる快晴となり、気温18度/路面温度32度と予選日とは打って変わった暖かなコンディション。各チーム拮抗しているため、タイヤ無交換や2輪交換などピット戦略面で僅かでも有利となることを敢行して上位を狙うスタイルを取り込んできていることから戦況が読みにくくなっている。また狭いコースから小競り合いが起きやすいが、ノーミスノーペナルティでいけば活路が開けると期して臨む決勝が始まった。

序盤ポジションアップもコンディションに翻弄されたアンドレ
 ポジションの奪い合いから僅かな接触はあるもののきれいなスタート。アウトからにじり寄ってきた100号車の追従をかわしポジションキープ。6周目には32号車をヘアピンでインから抜き8位に浮上。虎視眈々と6位を争う集団の中で、今回もアンドレは前をアグレッシブに攻め立てた。しかしこの頃からグリップ感に陰りが出てきた。300クラスをオーバーテイクする際にラインを外さざるを得ず、タイヤカスを拾う。通常のコンディションであればすぐにとれてしまうが、ある状況では薄い膜のようにタイヤ表面に付いてしまい、本来タイヤが持っているグリップを発揮できなくなってしまうことがある。特に岡山ではなり易く、今回はその現象が起きてしまったようでアンドレからのコメントでは特にオーバーステアが増えてきたと訴えてきた。戦況を見るとダンロップ、横浜、ミシュラン勢のクルマは軒並みペースが上がらなくなってしまった。その状況で11周目8号車にかわされてしまい9位にポジションダウン。13周目はペースの上がらない23号車を抜き8位にポジション復帰したもののペースの上がらない状況が続いた。そして、31周目には17号車、33周目に100号車にかわされてしまい、10位にドロップ。チームは予定よりも早く、36周を終えピットにアンドレを呼び戻した。

後方から追い上げを退けポジションキープの平手
 スムーズに35秒ほどのピットワークで平手を送り出す。46周と長めのスティントとなってしまうとともに前とのギャップは広がってしまったが平手は諦めずにプッシュを続けた。やはりタイヤ本来のグリップを発揮できずにペースが上がらない様子。後方から24号車が追いすがり0.5秒ほど速いペースで8秒差に迫ってきた。しかし、平手は前を狙い300クラスがいない状況では、グリップが厳しい中でもペースアップ。追いすがる24号車を突き放した。終盤になると周りのペースは落ちてきたが平手はペースを維持。途中、ラップダウンのためラインを上位車に譲ったためタイムを落とさざるを得なかったが、残り6周では逆にペースアップを果たす勢いのある走りを見せた。そしてチェッカー。トップから1周遅れとなる10位フィニッシュとなった。

 ドライバーポイントで1点を獲得しランキング9位(計7点)、チームポイントで3点を獲得しランキング8位(計12点)と、ランキングは下がったが2戦連続のポイント獲得となった。予選では惜しくもセッション3を逃したが速さを見せたDENSO DUNLOP SARD SC430。決勝では本来のグリップ感を得られずペースが上がらなかったが粘りの走りでポイントを得た。4月22日(木)・23日(金)に行われるスポーツランドSUGOでのタイヤメーカー合同テストの後、次の第3戦は5月1日(土)・2日(日)に富士スピードウェイで400kmレースとして開催される。


「スタート直後は前回のように攻められたけど5〜6周した頃からリアが滑りやすくオーバーステア傾向になってしまい、ペースを上げられなかった。予選は他車と互角に戦えていたのに、決勝ではコンディションに合わず実力を発揮することが出来ずに残念だった。次の富士では気持ちを切り替えて頑張るよ」


「ノックダウン予選ではセッション3に進出できたと思うのでくやしいですね。決勝ではグリップ感を得られず、付着したタイヤカスを落としてみようと色々試しましたが回復しませんでした。実力的にはもっと速く走れるはずなので、次の富士では本来の走りが出来るように精一杯頑張りたいです。引き続き応援よろしくお願いします」


「コンディションに翻弄されてしまい決勝では思うような戦略になりませんでした。まだまだすべての面において開発のレベルを上げていく必要があります。この後のテストで入念に検証を行い、次の富士では、より多くのポイントを獲得できるように上位を狙っていきます」




Pos. No. Car Driver Time WH
1 18 ウイダー HSV-010 小暮卓史/L.デュバル *1'23.815  0
2 38 ZENT CERUMO SC430 立川祐路/R.ライアン *1'24.055  4
3 12 カルソニックIMPUL GT-R 松田次生/R.クインタレッリ *1'23.941  0
9 39 DENSO DUNLOP SARD SC430 A.クート/平手晃平 *1'24.628  12
*順位はグリッド順、タイムは予選総合ベスト
天候:晴れ、コース:ドライ

Pos. No. Car Driver Time/Diff Laps
1 18 ウイダー HSV-010 小暮卓史/L.デュバル 2:02'26.084  82
2 38 ZENT CERUMO SC430 立川祐路/R.ライアン +11.800  82
3 1 PETORONAS TOM'S SC430 脇阪寿一/A.ロッテラー +14.209  82
10 39 DENSO DUNLOP SARD SC430 A.クート/平手晃平 1Lap  81
天候:晴れ、コース:ドライ、3.703km×82Laps

Drives
Pos. No. Driver Total
1 6 伊藤/ビルドハイム 21
2 24 デ・オリベイラ/安田 20
3 18 小暮/デュバル 20
9 39 A.クート/平手晃平 7


Team
Pos. No. Driver Total
1 6 LEXUS TEAM LeMans 27
2 24 KONDO RACING 25
3 1 LEXUS TEAM TOM'S 25
8 39 LEXUS TEAM SARD 12
Point standings after Rd.2

Photo Gallery
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