SARD RACING TEAM - 2010
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NEWS

ファンの皆様ならびに関係各位

 いつも温かいご声援を賜り、誠にありがとうございます。5月20日、アンドレ・クートの6歳になる白血病で闘病中の長男アフォンソの移植手術が無事に終了いたしました。経過を見守っているアンドレ・クートより、「すべて無事済み、アフォンソの容態は安定している。今後の事はまだこれからであるが、ともかく息子が新らたな命を授かったことは本当に幸せなこと。ドナーさんを初め、多くの方々に感謝している」とメッセージが届きました。今後について引き続き温かいサポートのほどよろしくお願いいたします。一方、まだマッチングするドナーが見つかってなく、心待ちにドナーを待っている多くの患者さんが世界中におります。私どもは引き続き、骨髄バンクドナー登録推進活動を続けて参ります。

アンドレ夫妻より皆様へのメッセージ(2010年5月10日付NEWS)
 皆様のご協力によりお陰様で、アンドレ・クートの6歳になる白血病で闘病中の長男アフォンソに、この度ようやくドナーが見つかりました。ドイツの骨髄バンクを通じ、アフォンソの白血球型と合致するドナーさんが見つかり、これから直ちにアフォンソは骨髄移植へ向けた準備に入り、5月20日にポルトガルにて移植を行うスケジュールとなりました。これからも移植手術や術後の経緯と困難な状況は続くのですが、まずは関門を突破したというところです。順調に進めば、アフォンソに完治への道が開けることになります。

「親愛なる皆様へ

 私たちは表現しきれないほどの気持ちでこのメッセージを書いています。神様のおかげで、アフォンソに適合する骨髄ドナーさんが見つかったのです!その知らせは私たちにとって大きな救いでした。まだ短い人生しか過ごしていない、最愛の息子が白血病を発症し、私たち夫婦に突然ふりかかった不幸でしたが、その難病を高い可能性で完治させられる骨髄移植が受けられることになり、アフォンソの闘病生活も最終段階に入ることになりました。

 私たちは一喜一憂の日々を送ってきました。それは骨髄ドナー候補の情報が入っては消え、同時に多くのリスクや大きな不安を抱き、回復にかかる長い時間のことに心を痛めることもありました。しかし、一方では、骨髄移植が大きな、大きな希望でもありました。この病気が二度と、一生再発せず、私たちの息子が新たな人生を、まさにちょうど7歳の誕生日(5月30日)にスタートできるよう、心から願ってやみません。

 そして、私たちの息子の病気に関する一連のキャンペーンを色々な形でサポートしてくださったすべての皆様に心から感謝申し上げます。そして、世界中で、今日あるいは明日、より多くの命を救う貢献活動がされることを祈っています。また私たちをここまで導いてくださった皆様全員に、医療チーム、ナースの皆さん、そしてアフォンソの適合ドナーさんを探すためにご尽力くださった関係者の皆様に深い感謝の気持ちで一杯です。私たちにとり、人生の中で本当に辛い期間でした。そこで私たちは成長し、学び、とても苦しい時間を過ごしてきました。そうした私たちを支え、また情報を広め、この問題を深く受け止めて下さった皆様に重ねて感謝しています。

 私たちは引き続き白血病を戦い、救いを必要とする人々をサポートしてまいります。私たちの経験、苦しさから無関心でいることはとても出来ません。どうか皆様も引き続きご協力くださいますようお願い申し上げます。

グラサ&アンドレ・クート 」


これまでの経緯(2010年2月24日付NEWS)
 昨年秋口頃に体調不良による検査の結果、母国ポルトガルの病院にて「急性リンパ性白血病(血液のがん)」と診断されました。これはアンドレのファミリーおよび近親者ならびに周囲の者にとって信じがたい出来事でした。現在、アフォンソは副作用を伴う化学療法で治療中で骨髄移植に向けたドナーを探す日々を送っています。抗がん剤の投与など化学療法で造血幹細胞が壊され、血液がつくられなくなります。激しい吐き気や全身の脱毛などの副作用に耐えながら、命がけの治療に取り組んでいます。ドナーとして一番可能性が高いアフォンソの妹とは白血球の型があいにく一致せず、また近親者にも適合者がいなく、世界中の骨髄バンクと連携しながらドナーの方を探すことになりました。

 血液には赤血球にA・B・O・ABの血液型があるように、白血球にもHLA型(ヒト白血球抗原型)といわれる白血球の型があり、組み合わせには数万通りあります。HLA型は、両親から各座半分ずつを遺伝的に受け継ぐため、兄弟姉妹間では4分の1の確率で一致します。しかし、親子ではまれにしか一致せず、非血縁者(他人)間では、数百から数万分の1の確率でしか一致しません。だからこそ、広く一般からドナーを募る骨髄バンクが必要となるのです。

 非血縁者とは適合の可能性が低いため、母数となるドナー登録者をより増やさねばアフォンソや同じ病に苦しむ患者さんを救えない実情があります。日本でも骨髄移植を必要としている患者さんは年間2000人以上。日本の骨髄バンクに登録されているドナーさんは35万人。日本も登録者が多い国ですが米国で600万人、ドイツでは376万人が登録しています。しかし、それでも適合者が見つかるのには非常に困難な状況なのです。そのような実情に直面したアンドレは、息子アフォンソのことを公表し、マカオ、ポルトガルを中心とし欧州、そして日本で骨髄ドナー登録推進についてのPRを進めていくことを決意しました。骨髄バンクへの登録は、約2mlの採血で済みます。ドナーを待つ患者さんにとっては、皆様の登録が大きな希望になります。また、父親のレースでの活躍をいつも楽しみにしているアフォンソのために、アンドレはモチベーションを高く持ち、テストならびに今季のSUPER GTでの活躍を誓っております。チームとしてもアンドレが活躍することで、アフォンソが病気と対峙し戦い生きる活力になると信じ、精一杯のサポートをしていく所存です。

 つきましては、多くの皆様に日本骨髄バンクのドナー制度に関する活動をご理解いただき、アンドレ・クートと息子アフォンソへのサポートも含めて是非お力添えいただければ幸いです。現在、国内外のドライバー仲間やトヨタ自動車にご協力を賜り、そして骨髄移植推進財団、日本赤十字社等の関係機関とも相談し、SUPER GTを統括するGTAの協力も仰いでおります。何卒ご理解のうえ、お力添えのほど、重ねてお願い申し上げます。

・セーブアフォンソに関する件は、下のオレンジのバナーをクリックしていただければご覧いただけます。(和文あり)
・骨髄ドナー登録についての詳細は、下の日本骨髄バンクのリンクをクリックしていただければサイトよりご覧いただけます。
・Bone Marrow Donors Worldwide =世界骨髄バンクドナー集計システムは、青いバナーをクリックください。(英文)
・「SUPER GTは骨髄バンクの活動を応援しています」 SUPER GT公式サイトへ


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