SARD RACING TEAM - 2009
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2009 SUPER GT Schedule Rd.1 OKAYAMA GT300km RACE Rd.2 KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE Rd.3 FUJI GT 400km RACE Rd.4 SUPER GT International Series MALAYSIA Rd.5 SUPER GT SUGO 300km
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RACE REPORT

2009 SUPER GT 第9戦「MOTEGI GT 250km RACE」(11/7-8)
ツインリンクもてぎ(1周4.801km)

観客動員:予選14,000名、決勝35,000名 合計49,000名

11月8日(日)、今シーズンを締めくくるSUPER GT第9戦(最終戦)「MOTEGI GT 250km RACE」の決勝が行われ、8番グリッドからスタートしたDUNLOP SARD SC430は、序盤にアンドレが上位集団の中で虎視眈々と表彰台圏内を狙うステディな走りを見せ、25周を終え平手と交代。上位をキープする平手は築いたマージンがセーフティカー導入でフイとなる混乱の中でも冷静沈着かつ果敢な走りを見せ、見事に総合5位でフィニッシュした。ドライバーポイントでは6点を獲得しランキング14位(計27点)、チームポイントでは9点を加算し13位(計48点)となった。GT参戦120戦目の節目となる今季最終戦もてぎで、予選での一発の速さも決勝での速さも見せ、思う存分にレースを戦ったDUNLOP SARD SC430は、2009年シーズンを良い形で締めくくった。


前回第8戦は序盤の接触で下位に沈み12位フィニッシュとなったDUNLOP SARD SC430。決勝での速さは他車と遜色ないものの、予選での一発の速さが依然望まれるところ。2009年シーズン最終戦となる第9戦は、ツインリンクもてぎが舞台。今回はハンディウェイトがリセットされ全車ノーウェイト。予選は両ドライバーがアタックするノックダウン方式が採用され、決勝レース距離が250kmといつもよりも50km短いなど通常と違う戦略が求められる。今季はテストが規制される中で4月にタイヤテストが実施されたもてぎは、ストップ&ゴー区間とテクニカルな区間が組み合わされ、ハードブレーキングを強いられるポイントが多いことからブレーキとタイヤを痛めやすい。そして、意外にも抜きにくいコースでもある。

今回チームは、経験豊富なベテランエンジニアであるリカルド・ディヴィラ氏をチームに参画させる態勢強化を図っている。過去もてぎでのサードの最高位は5位。また、JGTC時代の1994年からGTに参戦をしているサードは、今回GT参戦通算120戦目を迎えた。節目となる今季最終戦でDUNLOP SARD SC430は、粉骨砕身に勝利を目指して臨んでいる。

7日(土)午前中の公式練習走行は、爽やかな秋晴れとなりドライコンディション。気温18度/路面温度23度の中、1時間45分のセッションが9時55分から開始された。アンドレが路面の埃が捌けた頃にコースイン。3周目にまずは1分46秒225のその時点のトップタイムをマーク。8周を走ったところで別のタイヤを装着。交換後4周目に1分46秒197で6番手タイムをマークした。少し、リアが軽めでオーバーステア気味となり若干のセット変更を行ったが、最終的には元の持ち込みセットに戻しつつ、順調な走り出しとなった。24周を走って平手と交代。やはりリアが軽めであるとコメントした平手はセッション終了まで走行しクルマの評価を精力的に行い、午前中の練習走行を終えた。公式練習走行ではトータル57周を走行し、アンドレのマークした1分46秒197の6番手となった。


7日(土)12時50分からの公式予選1回目は、気温24度/路面温度26度に。このセッションでは両ドライバーが予選基準タイムクリアが必要。まずは平手からコースインし、ユーズドタイヤで8周を走行し基準タイムをクリア。続いて交代したアンドレも難なく予選基準タイムをクリア。このセッションではトータル19周を走行し、アンドレが1分48秒408の11番手タイムをマークした。決戦の序章となるノックダウン方式予選へ向け、良いクルマの状態で臨める手応えを感じられた練習走行から公式予選1回目の走りとなった。

■ノックダウン・セッション1:平手が9位で第一関門を見事クリア
14時35分からノックダウン予選・GT500クラス10分間のセッション1が、気温20度/路面温度24度のドライコンディションで開始された。チームは各予選セッションのアタック順を平手→アンドレ→平手で登録。セッション1コースオープン2分過ぎ頃から続々とコースインする集団の中で先陣を切って飛び出した平手は、セクター自己ベストを刻む勢いのある走りを見せた。3周目に1分45秒475の9位タイムをマークしセッション1を無事クリアして見せた。「まずは最初の関門を突破できました。次はアンドレがセッション2をクリアしてくれると思うので、セッション3への集中力を高め、上位にいきたいです」と語った平手は紅潮した表情でセッション3への抱負を語った。

■ノックダウン・セッション2:アンドレが1位通過で速さのポテンシャルを証明
平手からクルマのインフォメーションを受け取ったアンドレは、14時59分からノックダウン予選・GT500クラス7分間のセッション2へ並々ならぬ闘志を燃やしていた。ここ2戦は自分のミスではないが接触されレースを落としており、是が非でも今回は、という強い思いを持っている。「クルマの仕上がりは上々であり、気負いなくアクセルを踏み込めるね」と語ったアンドレ。3周目、各セクターで全車中トップタイム。フルマークスコアで並み居る強豪を押しのけ、見事セッショントップタイムとなる1分44秒821のタイムで、チームへ目標のセッション3進出を最高の形でもたらした。
「これ以上ないという最高のクルマとタイヤのお陰でトップタイムをマークできた。チームは毎戦強くなっている証を速いタイムで示せたのはうれしいよ」と破顔一笑でチームへの感謝を表した。

■ノックダウン・セッション3:平手が健闘、予選グリッドは8番手
15時25分からノックダウン最終予選・GT500クラス7分間のセッション3が、雲が多くなり路気温が下がった中で開始された。アンドレの走りに触発された平手。もちろん高い闘志のスイッチは入ったまま。平手の装着したタイヤは決勝の第1スティントを見据えたタイヤのため、今のコンディションやライバル勢に比べて、チャレンジングなアタックとなることが予想されていた。この好調な流れを断ち切らないためにキッチリと走りきることがまずは目標となった。セクタータイムを見ると厳しい様子が伺えるも、平手はフルフラットでコントロールラインを駆け抜けた。結果は1分46秒091のタイムで8番手に。しかし、健闘光る平手の走りは、清々しい雰囲気と明日の決勝へ向けた手応えをチームへ与えた。

これまで課題であった一発の速さを見事にセッション2の順位で証明したDUNLOP SARD SC430。注目の最終決戦となる決勝は、シーズンを良い形で締めくくるべくチーム全員が高い士気をもって臨んだ。


■フリー走行
8日(日)決勝前、朝のフリー走行開始時点は、気温14度/路面温度17度と曇り空のため寒さを感じるコンディション。8時45分からスタートドライバーを務めるアンドレがコースイン。5周目に1分47秒302のその時点でトップタイムをマークした。昨日の公式練習走行からノックダウン予選にかけて使い込んだユーズドタイヤしか使えないが良いペースで走り、引き続き好調さを印象づけた。9周目からドライブした平手も好ペースで周回を重ね、決勝への手応えを感じた朝のフリー走行となった。フリー走行はトータル17周を走行。アンドレのマークした1分47秒302の3番手タイムとなった。

■決勝スタート
8日(日)14時のスタート時には薄日も差し徐々に気温も上がり、気温20度/路面温度24度に。ウェイトハンディがリセットされ、これまでのタイムを見てもかなり拮抗したレース展開が予想された。練習走行から速さを見せて存在感を出しているDUNLOP SARD SC430。「上位集団で食らいついていけば、活路が開ける」と気合い十分のアンドレがスタート前の抱負を語った。

虎視眈々ステディな走りでアンドレが上位をキープ
整然とスタートが切られ、4列目アウト側8番グリッドのアンドレも好スタート。ポジションをキープしオープニングラップを戻ってきた。3周目にはペースの上がらない3号車をパスし、7位に浮上。4周目には1コーナーで18号車もオーバテイク。周回毎に順位を上げる進撃を見せた。そして6周目にはベストタイムをマークし、上位集団にピッタリつけ狙い通り虎視眈々とチャンスを窺うステディな走りの序盤戦となった。7周目、38号車と1号車のバトルの真後ろでチャンスを狙うアンドレ。1号車が38号車を1コーナーで抜いた瞬間に乗じてポジションを5位に上げるもペースの速い38号車に3コーナーでパスされ続いて襲ってきた24号車にもパスされ7位にダウン。激しい攻防が続く緊張の展開となった。17周目にはタイヤを破損した1号車を抜き6位に。予断を許さない中でステディにアンドレは攻め続けた。

SC導入でマージンを失うも沈着冷静かつ果敢に攻めた平手
25周を終え予定通りピットイン。29秒の素早いピットワークで平手を送り出す。まだピットインをしていないクルマがあるので、目に見えない相手とのギャップを削るためアウトラップから激しくプッシュ。平手は沈着冷静かつ果敢な走りで前とのギャップを削っていった。35周目にはペースの上がらない24号車をパスして6位に浮上。だがここでセーフティカーが導入され築いてきたマージンを失ってしまった。だが逆に言えば前とのマージンも無くなった。リスタート直前、ピットから前にピッタリとつけてリスタートに備えろと指示が飛ぶ。クレバーな平手はキッチリとそれを実行し、後方を引き離し前の集団に続いて好リスタートを切った。後続を退け前とのギャップを削る平手は3位を争う集団の後方につけチャンスを狙った。途中17号車に接触されスピンオフした38号車を抜き5位に浮上。そして2位を争う集団つけた。だが快進撃も惜しくもここまでとなり、トップから12秒遅れ、2位とは4秒差の5位フィニッシュで最終戦を締めくくった。

今季最終成績は、ドライバーポイントで6点を獲得しランキング14位(計27点)、チームポイントで9点を加算し13位(計48点)となった。GT参戦120戦目の節目となる今季最終戦もてぎで、練習走行から始まり、課題であった予選での一発の速さを披露。随所で上り調子をアピールした。続いて決勝でも並み居る強豪を相手に遜色ない速さも見せ、思う存分にレースを戦ったDUNLOP SARD SC430。来季が楽しみとなる良い形で2009年シーズンを終えた。


「クルマもタイヤも非常によく、思いっきり実力を出し切れ満足いくレースができた。今回の走りは、すべてのチームスタッフとダンロップがこれまで積み上げてきた努力が、ようやく形になった結果であると思う。今季最後で本当に楽しいレースができたよ。また多くの声援をくれたファンにベリーベリーサンキューだよ」


「今季GT500にステップアップし、これまでのレースで非常に苦しく辛いこともありましたが、今回のように良いこともあり、ドライバーとして色々な経験を積むことができました。チームに本当に感謝しています。ありがとうございました。またいつも変わらず大きな応援してくれるファンの皆様、本当にありがとうございました」


「第5戦のSUGOでの2位表彰台から上り調子でこれたのは日々のほんの少しずつの積み重ねであり、今回の走りはとても評価しています。一意専心でコツコツと努力していくことを今後も怠ることなく続けていき、来季はタイトルを争えるチームへと変貌させていきたいと思います。これまでご心配をおかけしているスポンサーや関係各位、そしてファンの皆様に良い方向へ進んでいるという指標を示せたことが本当に嬉しいです。来季も引き続き御声援のほどよろしくお願い申し上げます」




Pos. No. Car Driver Time WH
1 8 ARTA NSX R.ファーマン/伊沢拓也 *1'44.390  0
2 36 PETORONAS TOM'S SC430 脇阪寿一/A.ロッテラー *1'44.400  0
3 6 ENEOS SC430 伊藤大輔/B.ビルドハイム *1'44.712  0
8 39 DUNLOP SARD SC430 A.クート/平手晃平 *1'44.821  0
順位はセッション3、タイムは予選ベスト
天候:晴れ時々曇り、コース:ドライ

Pos. No. Car Driver Time/Diff Laps
1 8 ARTA NSX R.ファーマン/伊沢拓也 1:43'30.913  53
2 36 PETORONAS TOM'S SC430 脇阪寿一/A.ロッテラー +8.892  53
3 17 KEIHIN NSX 金石年弘/塚越広大 +9.010  53
5 39 DUNLOP SARD SC430 A.クート/平手晃平 +12.653  53
天候:曇り、コース:ドライ、4.801km×53Laps

Pos. No. Driver Total
1 36 脇阪寿一/A.ロッテラー 88
2 8 R.ファーマン/伊沢拓也 81
3 1 本山 哲 78
4 1 B.トレルイエ 73
5 17 金石年弘/塚越広大 51
6 18 道上 龍/小暮卓史 50
7 3 R.クインタレリ/安田裕信 49
8 24 JP.デ・オリベイラ/荒聖治 48
9 35 石浦宏明/大嶋和也 44
10 38 立川祐路/R.ライアン 41
14 39 A.クート/平手晃平 27
Point standings after Rd.9

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